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2026.9.28
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仏教講話


 令和8年9月27日(日)午前9時~午前10時まで玄国寺住職の髙山真行(新宿区保護司会戸塚分区保護司、真言宗豊山派)氏の講話がありました。

演題は、①般若心経、②六波羅密、③十善戒でした。参加者は寮生9名、元

寮生1名の合計10名でした。

①  まず、般若心経を皆で読み、その解説がありました。

  ア 般若心経は、三蔵法師として有名な玄奘(げんじょう)がインドから中国に持ち帰った「大般若経」が原書とされていて、サンスクリット語で書かれていた大般若心経を漢語に訳し600巻ほどにしたためたものを262文字に集約して表現しているものであり、仏教の真髄となる教えが凝縮されている。

  イ 「西遊記」は大唐西域記という紀行文を、万人が理解しやすいように脚色し表現されたものである。

   ※講師からは、今までになく大きな声で唱えていただいたと喜んでいただいた。

  エ 眼、耳、口といった五感に応じて、周りの人々と意思疎通を図りながら皆が社会生活を送っているが、その中で自分の中心になるものは「意」すなわち「心」である。いかに「心」を平穏に保つか、自らいかにコントロールするかは大変難しいことであるが、これこそ、般若心経の精神である。

②   六波羅密

  ア 「此岸」(悩みや苦しみと向き合わなければならない「現実の世界」)から「彼岸」(欲や煩悩のない「さとりの世界」)へ至ることを波羅蜜といい、そのために行う6つの修行が「六波羅密」である。

  イ さとりの世界へ到るためには「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」といった「6つの修行」をする必要がある。

    社会生活を営むに当たっては、「布施~智慧」の6つの修行を考え、また、思いながら生活をすることや自分自身の「意」すなわち「心」をいかに見つめるかが大切である。

③   十善戒

  ア 江戸時代後期の徳僧、慈雲尊者によって広く宣揚された私達がより良く生きるための基本的な行動規範を示す10の戒めをいう。

これは単なる禁止事項ではなく、心穏やかに、そして他者と調和して生きるか、ルールを守り人としての正しい生き方をするための積極的な指針として説かれている。

  イ 「人となる道」の真髄を表現したものである。

  講話を通じて、仏教に限らず、欲や煩悩に支配されず、「心」をいかに顧みながら生活をしていくのか、ということを中心に、慈悲の心を持つ・尊尚の心を持つ等の「作善」や生き物を殺さない・盗みをしない等の「止悪」を意識した生活を送るか、また、いかに社会生活を静穏に送るかが今後の当会の在会者のみならず万人にとって最重要であることを改めて皆で学んだ。

 

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