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2021年5月26日 (水)

　５月２３日（日）午前中に講話集会が開催されました。

　今回は、ギャンブル依存症についてのお話です。ＧＡ（ギャンブラーズ アノニマス）グループから、３名の講師をお招きして、それぞれからご自身の実体験をお話していただきました。

　講師それぞれ、最初はさほど重くとらえずにギャンブルを楽しんでいたとのこと。エスカレートして借金まみれとなり、家族にも嘘をついてでもギャンブルを続け、経済的、社会的な破綻に至っても、１発当てれば返せると思っていたそうです。

　周りから愛想をつかされて孤独でみじめになっても止められず、もう自分ではどうしようもできない状態となって、すがる思いで通院。そこで初めて自身がギャンブル依存症という病気であることとＧＡというグループを知ったそうです。

　ＧＡに参加しても最初は疑心暗鬼で、自分はまたギャンブルをするものと思っていたそうですが、数年止め続けられている自分に驚き、また自己否定をしなくなり、自分も他人も信じることができるようになった、あるいは死ぬしかないと思っていたけど、やり直しができるのだと確信が持てたそうです。

　今回の講和集会の参加者は１０名。講師それぞれの体験談は、ある意味衝撃的であったのでしょうか。寮生は真剣な表情で聴講していました。中には身を乗り出して聴講している人もいました。