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2020年2月23日 (日)

　２月２３日（日）、午前９時から当会の食堂で玄国寺住職で新宿戸塚分区保護司の高山真行氏の講話集会が開催されました。

（１）般若心境について

　初めに般若心経のお経を全員に配布し、全員で読経しました。その後、般若心経の意味の解説がありました。

　お経の中心は「心」についてである。心の持ちようについて江戸時代に慈雲尊者という僧侶が説いた「十善戒」という教えがあり、以下、その詳細について逐語解説する。

　（２）十善戒について

　　　　仏教の戒律に「十善戒」というものがある。「戒」とはいましめであり、「律」はルールであ

　　　る。①不殺生、②不偸盗、③不邪淫、④不妄語、⑤不綺語、⑥不悪口、⑦不両舌、⑧不貪

　　　欲、⑨不瞋恚、⑩不邪見

　　　　これらを守ることができれば、自分で自分の心をコントロールできるようになり、他の人にコ

　　　ントロールされなくなる。自分で自分の心が見えるようになれば、体の動かし方が変わり、表現

　　　が変わることができるようになる。

　　　一日の寝る前の２・３分でよいので、自らにこの「十善戒」を問いかけるような習慣を持っても

　　　らいたい。「赤心」になって他者を尊ぶ考え方をしてもらいた。それが仏性を持つ本来の「人

　　　間」というものだ。

 　参加者は１１名で、初めに全員での読経をしたためか、皆、最後まで真剣に話を聞いていました。

 

　　　　講話をする高山住職

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