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2019年7月30日 (火)

　東京保護観察所と当会が共催する就労支援セミナーが、７月２８日（日）９時３０分から１１時まで当会食堂において開催され、寮生７名が参加しました。

　東京保護観察所の就労支援担当の小山大助統括観察官が開会のあいさつをした後、キャリアカウンセラーの河角恵子講師がワークショップを行いました。

　まず、講師から、人と会う機会には、勘違い、思い込みががあり、錯覚を起こし易いことをトリックアートを使って体験しました。

　次に４人ずつ２グループに分かれて、スパゲッティ、はさみ、ひも、テープ、マシュマロを使って高い塔を作る作業を行いましたが、この作業を通じてトライアンドエラー、役割分担の必要性を学ぶことが目的でした。

　最後にアンケートが行われ、法を犯す直前に自分の気持ちを話せる人がいたかどうか、大切だと思う人がいたかどうか、自分のことを大切だと思ってくれる人がいるかどうかなどの問いに対して、いないと答えた方が大多数でした。

　セミナーの最後に原田施設長から「今日の学習を今後に生かしてください」との挨拶がありました。

４人のチームでスパゲッティで塔を作ることに挑戦