マザーハウス五十嵐代表による講話

 10月31日(日)午前9時から更新会食堂にて五十嵐 弘志代表(NPO法人マザーハウス)による人生講話集会が催されました。13名の寮生は、皆真剣に「先輩」の感動的な話に聞き入っていました。「マザーハウスたより」(会報)や自著「人生を変える出会いの力~闇から光へ」も紹介しつつ、前科三犯の人生を振り返り、最後に【嘘をつかないで堂々と生きていってほしい】と何度も強調して講話をしめくくられた。

 なお、インターネット通販Amazonには上記著書について次のように紹介されています。

 前科3犯、延べ約20年間を刑務所の中で過ごしてきた著者が、さまざまな出会いをとおして自分自身を見つめ直し、支援者や元受刑者の仲間と共に再犯のない社会の実現を目指して立ち上がる。回心と償い、再生と希望の物語!
 五十嵐弘志氏は、自らを「殺人、覚せい剤以外の犯罪はほとんどしてきた極悪人」だったという。その彼に革命的な変化が起きたのは、留置所の中の出会いがきっかけだった。その後、さまざまな出会いをとおして自分を変え、人生を変え、今、再犯防止のための元受刑者支援活動に取り組み、世の中を変えようとしている。「出会いはそれぞれの人が自分でつかみ取るもの。大切なことは、自分にとって本当に必要なものを見分ける力」だという五十嵐氏の熱いメッセージが、本書すべてのページに込められている。
───自分の半世紀を振り返った五十嵐さんのこの書、『人生を変える出会いの力』は、神の光に照らされて人生の真実に目覚めた著者の「支え助けてくれた人々への感謝」と「傷つけ苦しませてしまった人々への謝罪」の書に思えてならない。「ありがとう」と「ごめんなさい」を心から言える人は幸いである。この書は、その幸いに至る道を示してくれている。
(カトリック東京大司教区前補佐司教 森一弘「推薦の言葉」より)

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